「アド街」に協力
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噺家・話芸ファンの方へ:
このブログはリンクフリーですが、無断コピーは避けてください。引用にあたっては、事前に編者へ話を通してください。怒りますよ。
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落語「首提灯」で、「あっちへ行け」と顎をしゃくって言う侍に対して、「顎で蝿を追う病人は助からねえてえぞ、こん畜生」と町人が毒づき、無礼討ちにされてしまいますが、この「顎で蝿を追う病人」ってのは、腎虚で病み衰えた人のことなんだそうです。烏亭(談洲楼)焉馬の咄本「詞葉の花」(寛政九年)などに出てきます。
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「人生に効く! 話芸のきまり文句」230ページに引用した句「毎年よ彼岸の過ぎに寒いのは」は、「彼岸の入(り)に寒いのは」の誤りです。大変失礼しました。
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新たに浪曲(節つき芸能のため、当辞典の取材対象外)の台本からきまり文句を少し選んでみました。既出のものとかぶる項目がほとんどです。新規のものが太字です。
(赤垣源蔵徳利の別れ)
破れ鍋に閉じ蓋(「綴じ蓋」ではなくこう表記されていました)
(大石内蔵助生立ち)
碁敵は憎さも憎しまた可愛い(「~懐かしし」のバリエーション)
字書きはあれど文書きなし(「手書きあれども文書きなし」に同じ)
実のなる木は花から知れる
栴檀二葉にして芳しく、蛇は寸にして天に登るの気勢あり(「~人を呑むの気あり」に同じ)
論語読みの論語知らず
(正宗孝子伝)
雨露に打たるればこそ道芝の錦を飾る秋は来にけれ(辛抱の大切さを説いた道歌)
疱瘡は器量定め、麻疹は命定め
親の目から見りゃ茗荷畑でも花盛り(親の欲目、あばたもえくぼ?)
釣合ざるは不縁の根元
案ずるより産むが易し
実のなる木は花から知れる
好きこそ物の上手なれ
盆の上に豆を載せて転がすよう
旅は憂いもの辛いもの
(名優伝=中村仲蔵)
渡る世間に鬼はない
(不破数右衛門)
成る堪忍は誰もする、成らぬ堪忍するが堪忍
壁に耳ある世の中
(吉田奈良丸「大和桜義士の面影」~「外伝・鍔屋宗伴」)
金槌の川流れ(ある環境にいては押さえつけられて頭の上がる例がない)
春来れば夏秋冬の事をせば、時にあらねど時にあふもの
春来れば夏来る物を拵えて、今日一日を仇に暮らすな
(→以上二首、蜀山人の作という)
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芝居の「忠臣蔵」ものから「きまり文句」を拾いました。「仮名手本忠臣蔵」(浄瑠璃台本でもある)は、時代物(昔の武士たちのおりなす物語)である部分では「きまり文句」が少なく、町人の世界である「世話物」の段になると「きまり文句」がぐっと増加するのが興味深いですね。
「仮名手本忠臣蔵」
(大序)
人は一代名は末代
(第二)
禍は下部の嗜(類句:下郎は口のさがなき者)
お主と持病には勝たれぬ
(第三)
下地は好きなり御意はよし
御酒下されても呑まいでも、勤る所は急度勤る
井戸の鮒(吉良=師直が浅野=判官を田舎者で了見・世界が狭いと嘲る際の言葉)
(第四)
(第五)
鷹は死しても穂はつまず
武士は相身互
切取するも侍のならひ(斬り取り強盗は……のバリエーション)
七度尋て人疑へ
かつしても盗泉の水を呑ず
(第七)
酒の酔本性違わず
木にも萱にも心を置き
醒ての上の御分別
大功は細瑾を顧ず
うそから出た眞
獅子身中の虫
(第八)
(第九)
蛙の子は蛙に成
君子は其罪を悪んで其人を悪まず
凝ては思案にあたはず
(第十)
花は桜木、人は武士
人と馬には乗って見よ添て見よ
子故の闇
(第十一)
柔能剛をせいし弱能強をせいする
浮木にあへる盲亀は是、三千年の優曇華の花を見たりや嬉しや
「元禄忠臣蔵」(真山青果)
獅子身中の虫
一人出家すれば、九族天に出ず(生ずる)
食わず貧楽
裁人は時の氏神(仲人は……と同義)
反間苦肉の手だて
父の讐は倶に天を戴かず
親の心子知らず
武士は相身互い
学んで思わざれば則ち罔し(論語。いくら勉強しても、自分で考えなければ知として身についたものとはならない)
三毛に小判(猫に……と同義)
かくすより顕わるるはなし
深更には棟木(やのむね)も三寸さがる
柳は緑花は紅
主は主たらずとも、臣は臣たれ
権宜(いつわり)も時の方便(嘘も方便)
「土屋主税」(渡辺霞亭)
老少不定
一を知って二を知らぬ
忠臣は二君に仕えず、貞女は両夫に見えず
牛は牛ずれ
君子は友を選ぶ
「忠臣蔵~花に散り雪に散り」(宝塚歌劇・柴田侑宏)
知恵者が知恵に溺れる(これは「諺」ではないかもしれない)
門前の小僧
このほか、「松浦の太鼓」などもありますが、おそらく「土屋主税」とかなりかぶるでしょう。
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「大岡政談 鰯屋騒動」を読み終える。
終盤は「山崎屋」なのである(花魁を大店の嫁にするため策略を用いる)。
古典落語を先発・中継ぎ・セットアッパーとつないで、
クローザーで大岡越前守を強引に使ったようなお話。
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岩波文庫から、落語・講談でおなじみ、
圓朝作の長編人情噺「真景累ヶ淵」の改版が出てます。
新聞広告によれば映画化もされる模様(黒木瞳&尾上菊之助)。
オンライン書店bk1の「幻妖ブックレビュー」3月分で
旧・復刊版の書評を採用していただいています。
五月の芝居を観る楽しみがまた一つ増えました。
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「父(三平氏)の代から芸人はお金のことは大まかでいいというしきたりがあった」
この弁明はよくない。分かってないね。事態を悪化させている。(スポニチさん、「三平氏」ではなく「三平師」であろう)
襲名前に一度聴いたことがあるが、落語を演らずに海老名家ネタの漫談でお茶を濁していた……。
昼のテレ朝のワイドショーのVTRのナレーションで、「林家」を「はやしけ」と読んでいる。
落語ブームとかいっても、世間の認知度はそのあたり止まりである。
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毎日新聞夕刊「小説への招待」に出ていた、「円朝芝居噺 夫婦幽霊」(辻原登さん作)。
円朝の新たな速記が発見された、という設定で綴られる物語。
ベースとなるのはいわゆる「江戸城御金蔵破り」。
知っている人がどれだけいるか心許ないが、実際にあった四千両盗難事件で、
「富蔵藤十郎」などという講談にもなっている(この二人が犯人)。
この事件って、東映の時代劇映画にもあったなぁ。
(18日付記:河竹黙阿弥の芝居にもなっている。通称「四千両」(しせんりょう)。有名だが未見)
円朝の速記があるというのはフィクション(たぶん)。
ちょっと読んでみるか。いや、辻原さんの小説じゃなくて講談の速記本。
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小説にある言葉なので、このブログ辞書には相応でないかも知れないが、「名言」であるからメモ。黒田家家老・栗山大膳利章の「武士の志について」の言葉。鴎外には講談の登場人物を扱った史伝ものがいくつかあり、これもそのひとつ。
志は大きくなくてはならぬ。唐土に生れたなら、天子になろうと志すが好い。日本に生れたなら、関白公方になろうと志すが好い。さてそれを為し遂げるには身を慎み人を懐(なつ)けるより外は無い。既に国郡が手に入ったら、人物を鑑識して任用しなくてはならぬ。用に立つ人物は、十人の内六人褒め四人誹るものである。十人が十人褒めるものは佞奸である。(以下略・ちくま文庫版より)
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神田阿久鯉さんの「慶安太平記」、ついに完結!
講談のススメ 其の参
神田阿久鯉勉強会
「阿久鯉の慶安太平記を聴く会(十五)」
2007年5月13日(日)
四谷須賀神社・大広間
開演17時半/開場17時
木戸銭1500円
「慶安太平記」より「一味の最期」
ほか お楽しみ一席
全てのご予約・お問い合わせは
中野講談研究会へ
Mail:nakano_k_k@hotmail.co.jp
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「明日の講談カタログ」
~『講談』の生き残りをかけて、
講談界のじゃじゃ馬娘!!
講釈アイドル神田京子がお届けする
講談会☆
出来が悪けりゃタダで結構!
未来が見えたらタバでご祝儀!!
客席とともに
講談エンターテイメントを作る!
『明日の講談カタログ』!
伝説の日迫る!!~
日時:平成19年5月29日(火)
19時半開演(開場は開演の30分前)
場所:東京芸術劇場小ホール2
料金:自由(お客さまの言い値!!)
出演:神田京子/
ゲスト三代目神田山陽
予約・問:03-3801-6799
<大有企画>(予約特典あります。)
(編者注:神田京子さんのブログご参照のこと)
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第30回・神田松鯉の会
5月29日(火)開場17:30 開演18:00(わぁ、池袋とかぶった! でも参上します、松鯉先生)
お江戸日本橋亭(東京メトロ・三越前A10出口徒歩2分 03-3245-1278 )
木戸銭:¥2000
出演:神田松鯉(二席)、桂平治、神田阿久鯉、きらり、蘭
松鯉先生の演目は「秋色桜」「男の花道」の予定。
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講談新宿亭 寄席企画「村井長庵」車読み
新宿永谷ホール(3245-1278 永谷商事)
5月14日(月)18:00~ ¥1500
神田松鯉「久八の生い立ち」 きらり「お登勢の最期」(口演順は逆)
他の出演:愛山、陽司、阿久鯉、京子
「大岡政談」でも「三大悪人」の一人として知られるニセ医者・村井長庵の悪行を
ぜひご堪能ください。いやぁ、悪い奴なんだこいつが。編者と同郷だし。
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このブログの姉妹編・「ビジネスに効く! 江戸の教え・寄席の諺」を
携帯電話向けに配信している「三丁目図書館」が、「プチぶん」に改称。
主に利用者が10代~20代女性だから、という理由からのようですが、
コンテンツ自体に変更はありません。アクセス方法等はこちら(変更なし)。
なお、「第一回ケータイ文学賞」に旧作「大崎行最終電車の女」でエントリーしています。
一般投票による一次選考は明後日まで。
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「プロジェクトを立ち上げる」というような言い方を嫌う中高年の人が大勢いる。そういう言葉遣いは伝統的でない(正しくない、美しくない)から、というのである。パソコンを起動するときの用語がそのまま日常に濫用されているのがお気に召さないらしい。
だが、ちょっと待ってくれ。話芸にはこういう用例があるぞ。
さうどうも悪事が立上つたら、追々宜い相談も出来ませう
(講談「富蔵藤十郎」双龍斎貞鏡・今村次郎速記より)
江戸城御金蔵破りを、蕎麦売りとなった富蔵が偶然出会った旧知の藤十郎に持ちかける場面にある。いよいよ犯罪計画が立ち上がったら、その時にまた具体的な話もしようぜ、というのである。明治時代に、「計画を立ち上げる」という言葉遣いがあったことが分かる。
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私の故郷の街(の一部エリア)では、お腹いっぱいでもう食べられましぇーん、
というようなちょっとやるせない気分を、
ずつない
という。勿論方言であるが、これもまんざら由来のない言葉ではない。
「術(じゅつ)ない」
がその語源だと言われている(と地元の出版物で読んだことがある)。
「術ない」ならば、話芸や芝居には時々出てくる。
「難波戦記」の後藤又兵衛入城のくだり、又兵衛がにわかに恋の病にとりつかれる(全然ガラにもない)。
「アゝアー、アゝ術ない」
と寝込んでしまった彼はうなされている。すなわち「せつない、辛い」の意である。実のところ、彼が惚れているのは日本屋のお蘭という女、すなわち天下大乱のことであった。
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女房だからいいけど雑巾なら切れちゃってら(「風呂敷」五代目志ん生)
権助だからなんともねえが、雑巾なら切れてるな(「権助提灯」三代目小圓朝)
やたらに呼んで用をいいつける亭主・主人に対しての(独り言に近いが)口応え。ちょっと似たようなので、講談によくあるのが、「婆さん婆さんって、女が歳をとればみんな婆さんになるもんだ」。浪曲の「次郎長伝」(二代目広沢虎造)、荒神山の冒頭「蛤屋の喧嘩」の後半、神戸の長吉の母の啖呵に出てくる。(稲田和浩さんの「東京かわら版」今月号の連載ページに梗概が載っているが、人物名の表記はやはり「阿濃徳次郎」「神戸の長吉」ではないか?)
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←江戸時代(正徳年間)に刊行された、
子供向け教訓句の教科書「金言童子教」(勝田祐義・編)。
先行する「実語教・童子教」をうけて、和漢の名句を集め、
和文の注釈を施したもの。話芸に引用されているものもかなりあるが、
これらについては編者による携帯向け電子書籍
「ビジネスに効く! 江戸の教え・寄席の諺」(プチぶん)をご参照のこと。
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歌舞伎座へ行って「勧進帳」を観ていたら、弁慶が「九字」の切り方を説明してくれた。
それ九字真言といッぱ、所謂、臨兵闘者皆陣列在前の九字なり。将に切らんとする時は、正しく立つて歯を叩く事三十六(りく)度。先づ右の大指を以て四従を書き、後に五横を書く。その時、急々如律令と呪する時は、あらゆる五陰鬼煩悩鬼、まつた悪鬼外道死霊生霊立所に亡ぶる事霜に熱湯を注ぐが如く、実(げ)に元品の無明を切るの大利剣、莫邪が剣もなんぞ如かん。
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拙訳の「大岡政談」テキスト4本
●「お花の仇討」(松田於花之傳・津の国屋お菊伝、お半長右衛門伝を含む)
●「彦兵衛の災難」(大岡裁判・小間物屋彦兵衛)
●「なきがらの行方」(土葬火葬之件)
●「妖刀・籠釣瓶」(三都勇剣伝より佐野治郎左衛門の巻・再編集版)
を、
5/14より、携帯電子書籍サイト『プチぶん』(運営・ソニー・デジタルエンタテインメント)で以下3キャリア向けに公開中(有料コンテンツです)。
【i-mode】 メニュー→メニューリスト→コミック/書籍→小説→プチぶん
【EZweb】 EZトップメニュー→カテゴリで探す→電子書籍・コミック・写真集→総合→プチぶん
【ソフトバンク】 メニューリスト→書籍・コミック・写真集→電子書籍→プチぶん
「プチぶん」オリジナル作品のエッセイ・文芸コーナーにあります。かねてオンデマンド版で上梓していた作品など、編者の「大岡政談」ブログでは公開できなかったものが含まれています。「籠釣瓶」も細部に手を加えた完全版です。ぜひお立ち寄り下さい。
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昨日、SNSを立ち上げた旨、ここでお知らせしましたが、
あまりお役に立ちそうもない(デザイン等しょぼすぎる)ので撤去いたしました。
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「開明奇談写真廼仇討」(伊東専三)には、登場人物名や設定の一部を差し替えただけの「ばったもん」も出されていた(それがまかり通ったおおらかな時代であった)。これは鶴声社から明治22年(「写真廼仇討」のほぼ6年後か)に刊行された「杉本善之助 木鼠清吉 摂州神戸讐討」。挿絵つきで、これは主人公が両親の制止を振り切って横浜から米国へ旅立つ場面。「志士横濱に袂を別ちて米国に発船す」とキャプションにある。
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これが「摂州神戸讐討」の表紙。「版権所有」とあるところが盗人猛々しいというかなんというか……。「国立国会図書館近代デジタルライブラリー」(ここで原典が全文読めます)より複写。主人公の母方の祖父は赤坂の割烹料理屋で、紀州家をお得意としている。父が一橋家お抱えの医師であるところは「写真廼仇討」と同じ。以下細かい異同はあるが、ストーリーはほぼ同一である。序文はあるが、五明楼玉輔の人情噺である旨は記載されていない。
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演芸・朗読・対談など、諸カルチャーに亘る「音」をダウンロードしてじっくり味わえる
大人のサイト「ラジオデイズ」は、先般のグランドオープン以来、好評のうちに配信が
続けられております。音声収録のための、ユニークな番組の落語会も次々企画されていて目が離せません。
なお、既報の通り、そのような演芸の会などで配布される「月刊ラジオデイズ」に、
ここで紹介した「きまり文句」を月替わりテーマで少しずつ解説する連載コラム
「味な脇役 話芸の“きまり文句”」を書かせていただいております。
年内に7回をお届けする予定です。目下私の唯一・貴重な連載のお仕事です。
どうか会場にお運びの上、同紙をお手にとってお読みくださいませ。
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今日の毎日夕刊・宮尾登美子さんの連載エッセイに、
商売は牛のよだれ
という「きまり文句」が出てくる。
若いとき、宮尾さんが婚家で作った野菜を街へ売りに出て
なかなか売れず、お姑さんに意見される、そのセリフに出てくる
(諺なので、ここに引用しても著作権的には問題ないと思う)。
落語では、「古着屋」に出てくるし、そもそも「いろはかるた」の諸バージョンのひとつでもある。
商賣は牛の涎の少しずつ絶えざる如く、氣永にかまへて、利得を急ぐべからずとの義。
(「諺語大辞典」より)
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他の興行はさっぱり行かなくなったが、
松鯉先生の会だけは参上します。(招待状をいただいているしぃ)
11月9日(金):午後6時開演
お江戸日本橋亭(東京メトロ銀座線三越前2分)
松鯉先生は「名月若松城」「阿武松緑之助」。
他の出演者は、三遊亭左遊師匠、神田山吹先生、きらりさん、蘭さん。
木戸銭は2000円です。
【当日になったが、スケジュール厳しく観覧困難! 松鯉先生申し訳ありません!】
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項目表記に誤りがありましたので訂正します。
[す]で始まるきまり文句のうち、
好きには身を窶せ、粋には身を食う
とありましたが、この文句の後半は、
粋は身を食う
が正しい表記です。お詫びして訂正します。
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次の日曜の午後3時5分から、NHK総合テレビで放送される「講談特選」は、
神田松鯉「赤穂義士外伝~天野屋利兵衛」
一龍斎貞水「徂徠豆腐」
です。「まさか」という坂がある、というのは小泉さんの創作ではありません。貞水先生の口演を聞けばわかるはずです。
「天野屋利兵衛」は「雪江茶入れの紛失」でしょうか。
→拝見しました。「天野屋利兵衛」は「お白洲の場」の方でした。子供に熱した鉄板の上を渡らせようとするくだりは、NHKコードに抵触するのか、省かれていました。以前、貞水先生の「忠僕直助」の題名が「誉れの刀鍛冶」になっていたことがありました(「忠僕」がサベツ表現?)。
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編者自宅近くの書店にて。配本は1冊らしい。このワゴンから棚へ運ばれるものとみた。せめて2、3冊あるかと期待したのだが。
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簡野道明による(明治書院・大正15年57版)。話芸のきまり文句には漢籍をルーツとするものが多々あるので、出典をたどろうとする際、とても役立つ。
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著名ブログ「ネタフル」にて拙著の書評をしていただきました。
ぜひ御覧になって下さい。ついでにエントリーのご感想をグラフへどうぞ!
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昨日の講談広小路亭、
神田松鯉先生の「太田道灌伝」より、
日向のドブ板=天狗になる、増長する人のこと。その心は、「反りっぱなし」。
こういう謎かけ言葉、洒落言葉で薄くてもいいから一冊本が作れると面白いなぁ。
そう思いませんか、奇特な版元さん。
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